
イラストの依頼をしてみたいけど…なんか勇気いる!
どうやって何を伝えたらいいんだろう…?

今回はイラストレーターやデザイナーへの依頼方法と、伝えることと注意点をお話ししていきます。
この記事はこんな人にオススメ!
- 発注のとき何を伝えたらいいかわからない
- 制作の流れを知りたい
まずは見積もりをとろう!
初めての発注は色々悩みますよね…

見積もりってお金かかるのかな…
ズバリ!見積もりは無料!
見積もりは基本無料です!
あまり有料の見積もりは見ませんが、不安な方は一度問い合わせてみるといいかもしれません。

個人案件を受けていないイラストレーターもいるので調べてから問い合わせするのがオススメです。
イラストとデザインでは伝える事柄が多少異なります。
が、大まかには一緒です。
見積もりに必要な項目を伝えよう!
- どんな媒体に使いたいか?
複数ある場合は必ず見積もり時に伝えましょう。 - どんな商品やサービスに使いたいか?
印刷はするのか、web上で使うのかも伝えましょう。
サイズ、発行部数、掲載期間なども明記すると大変親切です。 - 絵柄、絵のタッチはどんなものがいいか?
描き込みの量によっても料金が変わる場合があります。 - どんな人物がいいか?
性別、年齢、髪型、印象、服装など詳細が決まってる分だけ詳しく伝えましょう。
1.どんな媒体に使いたいのか?を伝える時の注意点
使用媒体を伝える時に注意してもらいたいのが「流用」があるかどうかです。
複数媒体での使用の際、なぜ事前に伝えるべきなのか?

どうして確認が必要なんだろう?
イラストを描くのは同じなのに…
事前に伝えるべき理由は大きく3つあります
- 二次使用料が発生する場合がある
- サイズによって描き直したり作り直す必要がある
小さいものを大きくすると、かなりの手間とコストがかかります。 - 印刷とweb上での使用では土台作りが若干異なる
CMYKとRGB、cmとpxなど、色や単位の違いがあり後になればなるほど修正には手間がかかります。
二次使用料が発生する場合がある

お金払ってるのに自由に使っちゃいけないの?
当初の目的以外で使用するのは利用規約に反する場合があります。
流用は二次使用料として料金が発生することが多いです。
例えばSNSのアイコンですが、「アイコン」を書いてもらった場合そのイラストは基本的にアイコン以外に使用することはできません。
それはあくまで「アイコン使用料」で、お金を出してイラストを借りていると考えてください。
基本的に著作権は著作者に属しています。
無断で使用したとなると利用規約違反とみなされ罰金や追加請求が課される場合があるので、取り扱いには気をつけましょう。
悪用はしてないのにダメなの?

お金儲けに使ってないならいいんじゃないの?
有償であれ「無断で使用した」という事実が規約に違反しています。
自作のヘッダーにアイコンのイラストを載せたい、企画の画像にアイコンを使用したい!
そんな時は事前にイラストレーターに確認をしてください。
二次使用料に関しては別の記事で詳しく書いていますので、詳しく知りたい方は下記の合わせて読みたいをご覧ください。
サイズによって描き直したり作り直す必要がある
例えば、アイコン用に描いたイラストをポスターにも使いたい!となった場合、画像サイズや解像度の問題でポスターに対応できず、ポスター用に描き直す必要があります。
この時、ラフ段階であれば無料もしくは料金の何%かの支払いなどで済むことがほとんどです。
しかし清書後の場合は、アイコンよりも大きいサイズになるのでアイコン作成時以上の料金が別途発生する可能性が高いです。
クライアントはコストがかかる、制作側は作業が増える。
お互いにとって良いことではないので、複数媒体に使用予定の場合は必ず見積もりの時点で伝えましょう。
3.絵柄、絵のタッチはどんなものがいいか?を伝える時の注意点
どんな絵柄、絵のタッチが希望なのかは制作実績やポートフォリオを見て決めると良いと思います。
色合いや色指定は詳しく、画像提示などお互いの想像が一致するように心がけると描きやすいです。
書き込み具合に指定がある場合は必ずまえもって伝えましょう。
書き込み多いほど料金が高くなることがほとんです。
4.どんな人物がいいか?を伝える時の注意点
どういった人物像なのか詳しく情報を頂けるほど描きやすく、納品も早くなります。
クライアントの要望を汲み取るのも仕事のうちですが、前もって指定がある場合は詳しく伝えてください。
修正が多いと追加料金が発生することもありますので注意しましょう。
発注の際に気をつけたいことまとめ
とにかく発注前にどういったイラスト・デザインがいいか、どんな印象を与えたいか、どこをめざしているかなど「詳しくまとめる」ことが大事です。
クライアントの意思を汲み取って想像以上のものを作り上げるのが仕事だと考えていますが、クライアントが想像できていない決められていない部分はこちらも汲み取るのが難しいです。
もし悩んでいることがあるならそれも含めて五臓弾頂けると提案できますので、一度声をかけてみることをおすすめします。
発注を安くする方法についてもまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。